うみねこFARM

ごあいさつ

2013年に東京から奄美大島へ移住。1年間の農業研修を経て、うみねこFARMを開園しました。

移住のきっかけとなった蒼く透きとおり美しく豊かな「海」と、ともに暮らし農園の一員でもある5匹の「猫」から名付けた「うみねこFARM」

無農薬・有機栽培を目指し、自然にも人にも優しい、亜熱帯の島ならではの農産物をお届けします。

 

奄美大島・瀬戸内町 というところ

九州の先端 鹿児島より南に約380キロ、沖縄と九州本土との中間付近にある奄美大島は、周囲461キロ、人口約7万人の日本で3番目の大きさの島です。うみねこFARMのある瀬戸内町は、加計呂麻島、請島、与路島の有人3島を含む島の南部に位置しており、世界自然遺産の候補になるほどの濃い自然と、独自の文化が今も息づいているところです。

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気候

亜熱帯海洋性気候で、年間の平均気温22℃/平均降水量2000ミリと温暖多雨な気候が自然をはぐくむ一方、台風の通り道でもあるため、自然の驚異にもさらされています。

自然

深く豊かな森は、 大昔に大陸と切り離されたことで独自の生態系を築き、アマミノクロウサギやルリカケス、オーストンオオアカゲラをはじめとする国指定の天然記念物や、アマミセイシカやアマミエビネ、オットンガエル、フェリエベニボシカミキリなど奄美大島にしか生息しない固有の生物が多く存在しています。

また、入り組んだ断崖が続くリアス式海岸、リーフに守られた遠浅の海岸、奄美大島本島と加計呂麻島の間にある大島海峡と環境の異なる海岸線を持つ海では、サンゴ礁とそこに集まる多様な魚が見られ、日本で唯一オサガメが産卵をした浜があるなどウミガメの産卵地となっている他、ザトウクジラやミナミハンドウイルカなどの鯨類に出会えることもあります。

歴史・文化

古くは琉球王朝統治下にあり、江戸時代には鹿児島の薩摩藩統治下におかれた後、明治12年の廃藩置県により薩摩藩から鹿児島県大島郡となりました。昭和に入り太平洋戦争時には日本軍の要塞がいくつも作られ、敗戦後は沖縄とともにアメリカの統治下となりましたが、沖縄よりも早い昭和28年に日本に返還されました。

大和と琉球の文化が入り交じり発展した文化は、シマ(集落)ごとに少しずつ異なる島口(方言)や八月踊り、島歌、国指定重要無形民俗文化財の諸鈍シバヤやショチョガマ・平瀬マンカイをはじめとするお祭りや神事として現在に受け継がれています。

 

 あゆみ

2014年: うみねこFARM 開園
2015年: サイト開設、認定新規就農者
2016年: エコファーマー認定