コーヒー

コーヒーについて

珈琲は、コーヒーの木の実からコーヒー豆を穫るところから始まります。コーヒーの木の実は赤いサクランボに似た実をつけるのでコーヒーチェリーと呼ばれます。そのコーヒーチェリーの中には向かい合うような形で1つの実に中に2つコーヒー豆が入っており、果肉を除去した後、天日や機械で乾燥させ水分を抜いたものがコーヒーの生豆となります。この生豆を専用の焙煎機で焙煎することであの珈琲の風味が生まれ、店頭で見かける珈琲豆の状態になります。

コーヒーには3大原種と呼ばれる種類があります。まず1つ目がアラビカ種です。世界中で栽培されているコーヒーの7割はこのアラビカ種になります。デリケートな品種ですが風味のよい味わい深い豆です。2つ目はロブスタ種です。病気害虫に強いうえ価格が安くインスタントや缶珈琲などによく使用されるほか、ブレンドとして配合されることもあります。独特の臭みがありストレートで飲まれることはあまりありません。そして3つ目はリベリカ種ですが、生産性が悪く世界でもほとんど栽培されていません。

コーヒーの栽培に適した地域である南緯25度から北緯25度の間はコーヒーベルトと呼ばれ、国内では沖縄、小笠原がその北限にあたります。沖縄や小笠原でも少量栽培されていますが、現在、日本の珈琲はほぼ100%輸入に頼っており、珈琲の輸入量は世界第三位となっています。

 

うみねこFARMのコーヒー

奄美大島の気候を生かして何かおもしろいものができないだろうか…。昔、旅先の小笠原で見かけた、たわわな赤い実をつけたコーヒーの木を思い出し、ふとここ奄美でもできるかもしれないと思いついた。調べてみると北緯28度と若干コーヒーベルトからは外れているが、個人での栽培例もあり不可能ではないと栽培をスタートさせた。

うみねこFARM自家製コーヒープロジェクト、2014年秋より始動開始。
国産無農薬珈琲の生産・販売に向けて活動中です。ご期待ください!